コーラン

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眉をひそめて (眉をひそめる) 📖 アバサ【第80章】クルアーン~真理を受け入れひれ伏す

神の目には、宗教から背を向けた有力者には何の価値もない。たとえ見かけは『盲人』であっても、神の御前で評価されるのは、神を敬う心を持つ者。人間に求められる神への信心深さは、感謝の気持ちから生まれるもの。天地創造やさまざまな自然の仕組みについ…
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離婚 📖 アッ=タラーク【第65章】クルアーン~絶大な力を深く内面的に悟らせる

離婚の手続きには一定の条件が課せられている。このような制限の意図は、最後の瞬間まで当事者に和解の機会を与え、離婚によって家庭や社会に、混乱を生じさせてはならないということである。離婚の過程において、神を敬う精神が全体に浸透していれば、離婚…
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裂ける 📖 アル=インフィタール【第82章】クルアーン~審判の日がやがて来る

アル=インフィタール(アラビア語: الانفطار, al-infiṭār、「裂け目」「破裂」)は、クルアーン第82章で、19の節から成る。この章の最初の節に「unfatarat」という言葉が出てくることから、「アル・インフィタール」と名...
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朝 (朝の光) 📖 アッ=ドハー【第93章】クルアーン~苦難もあれば容易な状況も必要

この世では、昼があれば夜もある。その両方があって初めて、システムは完璧なものとなる。同じように、人が正しく成長するためには、苦難もあれば容易な状況も必要だろう。この世では、神に仕える者の潜在能力を活性化させるために苦難が待ち受ける。現在よ…
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集団 (勢揃え) 📖 アッ=ズマル【第39章】クルアーン~来世では恐れのない生活を

人は神のメッセージに耳を傾けることにより霊的な理解を深め、神の光にあずかり、置かれている段階に応じた恩恵を、必ず見出すことができるようになる。彼ら・彼女らは、創造主の示す光の中を歩んでいる。神の光を自分の心から締め出してしまった者と同列に…
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騙し合い (だまし合い) 📖 アッ=タガーブン【第64章】クルアーン~苦難によって人は導きを授かる

クルアーンで明らかにされている現実は、宇宙全体によって証せられている。その沈黙の言葉の中で、讃美の限りを尽くしてこのことを立証しているのである。これらの啓示にもかかわらず、信者にならない者は、神の前に集められ、宇宙の主から自分についての決…
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蟻 📖 アン=ナムル【第27章】クルアーン~スライマーンは蟻が何を言っているのか理解した

神の芸術性については、どれほど賛美してもし尽くせるものではない。世界の現在とその未来、また存在するものはすべて神の計画の中にあり、どの出来事、どの事物にも明確な目的が存在する。神は人間である私たちが何ものであるかも、何を行い、何を考え、ま…
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筆 📖 アル・カラム【第68章】クルアーン~すべて神の恵みによって与えられたもの

『筆と、それが記したものにかけて』とは、歴史的記録のこと。人間の回顧録が歴史という形で蓄積され、保存されているクルアーンは別格の書物であり、その伝達者は別格の人格である。クルアーンが神の書物であり、ムハンマドが神の預言者であると認められな…
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出来事 📖 アル=ワーキア 【第56章】クルアーン~右側の仲間と左側の仲間とは

『あの世』の存在は、現世の存在と同じようにあり得ることなのだ。その時が来れば、体制はすべて逆転する。地位の高い者は下降し、地位の低い者は上昇する。その時、人間は3つのグループに分けられる。そのうち二つは楽園に入り、残りの一つは地獄に入る。…
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星 📖 アン=ナジュム【第53章】クルアーン~人間が何をすべきで何をすべきでないか

預言者ムハンマドが夜の旅を通して七層の天を訪れた際のこと。ミウラージュ(昇天)の間に、彼は神の御しるしの数々を開示されるという栄誉ある経験をした。そうした栄光ある神の高みから、ひるがえって地上を見ればそこにはあまたの偶像とその崇拝者がはび…