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まったく新しい可能性へのいざない


まったく新しい可能性へのいざない by シャノン・オハラ

トーク・トゥ・ザ・エンティティズ 霊と話そう イントロダクションより

霊と話そう

コスタリカの熱帯雨林の中で、わたしは友だちのトーニャと最近亡くなった彼女の妹と一緒にテーブルを囲み座っていました。
そうです。死んだ妹。
わたしの友だちは目に見えてつらそうで感情的になっているようでした。
双子の妹がいなくなって寂しかったのです。
わたしにはトーニャの妹がそのテーブルを一緒に囲んで座っていたのが見えていました。
わたしのちょうど正面に座っていましたが、トーニャの目にはまるで透明な空気のように、見えてはいませんでした。

あっ、すみません。ご挨拶させてください。
わたしはシャノン・オハラです。
わたしには死んだ人々が見えます。
この星にはエンティティの声が聞こえたり、姿が見えたり、話しをしたり、気づくことができる人々がいます。
わたしはその中の一人です。
わたしは生まれてからずっとエンティティとコミュニケーションを行ってきました。
この本では、わたしが人生の中で呪われているように感じていた頃の話をしていきます。
そんなところから、この能力を贈り物だとありがたく思えるようになるまでと、変容していくため、そしてコンシャスネスへの扉のドアが開かれていく様子を話していきます。

さて、わたしはトーニャと彼女の死んだ妹とそこにいました。
友だちを元気づけようと、妹を永遠に失ったわけではなく、一緒にここに座っていて彼女の手を握っていることを伝えようとしていました。
わたしの友だちは是が非でもそれを信じたい気持ちだったものの、彼女には飛躍しすぎた話で、本当のことを分かってもらうには、骨が折れそうなことでした。
どうしたらわたしたちの世界から彼女の妹のいるスピリット界へとつなぐ架け橋を建ててあげられる?
もしその橋を建てたらトーニャはそれを渡って行くことができる?

 




 

わたしがトーニャの妹のスピリットを見ることができて、どうしてトーニャ自身には見ることができないのでしょう?
そう、そのことは宇宙の最大のミステリーの一つでしょう。
どうして上手く泳げる人と、そうでない人がいるのでしょう?
上手く泳ぐ才能を持って生まれて来る人もいますよね。
わたしはただ死んだ人(他にもたくさんの変なもの―その話はまた後で)を見る才能を持って生まれて来ました。
いやが応でも、そういうものなのです。
人はこのことを奇妙なことだと思ったり、怖がったり、または興味をそそられたりするようです。
わたしにとっては、その全てが当てはまっていました。
自分が見えるものに、恐怖を感じていた時期もあります。
そしてまた、強く興味をそそられ敬ってもきました。
これまでの7年間、わたしは人々が亡くなった身内とつながり、スピリットのことと、自分たちで彼らとコミュニケーションをとる方法を教えてきました。

時には、これはとても簡単で、またある時には、死後についての彼らのポイント・オブ・ヴューを変えるのにとても苦労することがあります。
スピリット界のことを快く認めようとする人もあれば、その存在すら激しく否定する人もいます。
当たり前ですが、激しく否定する人たちはわたしに会いに来て話をしたりすることは通常ありません。

トーニャの本心はどうであれ、妹のことから立ち直りたいと思っていました。
トーニャと話しを進めていくにしたがい、はっきりしてきたことは、トーニャはそこに一緒にいる妹のスピリット、つまり妹の無限のエナジーを感じて受け止めようとするよりも、妹の死を嘆き悲しむという感情を抱えていることに興味があるということでした。
トーニャがこのことを認めようとするならば、彼女が築いてきた現実という基盤を激しく揺るがすことになるでしょう。身体を持たない妹がそこで一緒に座っていることを認めることができたら、彼女が真実だと信じ込んでいたものはどうなるのでしょう?
彼女が見ている現実はどうなっていくでしょう?

わたしができることは、トーニャと妹の間にミディアム(霊媒)として、可能と「不可能」の間で仲介人となることだけです。

トーニャの妹はクリアで輝いていました。
とてもコミュニケーションが取りやすかったのですが、全てのエンティティがこういうわけではありません。
彼女は満ちたコンシャスネスとともに変化を遂げることができていました。
そして彼女が亡くなった悲しみにくれている姉が安らぎを取り戻せるようにするため、わたしに協力してくれていたのです。

わたしはトーニャにこのセッションで何を望むのかを聞くと、ただ妹が大丈夫かどうか知りたいと言ったのです。
わたしはこういった考えを聞くたびに少し皮肉なものだなといつも思います。
苦しんでいるのはこちら側に残された人たちです。
ほとんどの場合、あちら側は大丈夫なのです。

トーニャの妹は、亡くなったすぐ後からトーニャとずっと一緒にいることと、このようになってしまったことをすまないと感じていると言いました。
また彼女は、トーニャが元気を出して先に進める準備ができるまで一緒にいることを伝えて欲しいと言ったのです。
わたしはただメッセージを伝える役だと自分に言い聞かせていました。
わたしにはトーニャに愛に満ちた妹の存在を受け入れさせることはできませんでした。
妹が彼女の手を握っていることを分からせてあげることもできなかったのです。
わたしにできたこはただドアを開けてあげることだけで、そこに彼女の背を押して進めることはできませんでした。
このことがミディアムをやっていて、最もはがゆいところです。
わたしがスピリットに持っているクリアさをみんなにも与えることができれば、亡くなった愛する人に会って話すことができるでしょう。
そうすれば、愛するものを亡くした人々の苦痛が和らげることができるはずです。

しかし、わたし自身もスピリットの存在が本物だと認めることができるようになるまで苦労したことを思い出します。
そうです、わたしでさえ長い間、それを認めようとはせず、かき消そうとしていました。
それはまた後で詳しく。

わたしがいなくてもトーニャが妹とコミュニケーションができるよう、二人がつながれる方法を見つけようとしていました。
わたしは自分たちでできるようにツールやプロセスをみんなに与えたいと強く願っています。
誰もがわたしがやっているようなことができると信じているのです。

トーニャには妹は大丈夫だと何度も伝えました。
実際にトーニャよりも妹の方がうまくやっているようでした。

トーニャとこの数か月後に話したところ、面白い反応を聞かせてくれました。
あの時のセッションで、わたしが妹がそこにいるのに、ただ見ようとしていないと言ったことがとても嫌だったそうです。
でも、後になって、わたしが言ったとおりにそこに妹がいるのが見えるようになったそうです。
そして自分の周りのそこらじゅうに妹がいる兆しが感じられたのだそうです。
自分の感情や気持ちが、妹が伝えて来るものを拒んでいたことに気づき出したのです。
トーニャの持っていた感情や気持ちにそぐわないものは受け入れたり察したりすることを、その感情がブロックさせていたのです。
もしトーニャが、身体がなくても妹がまだ一緒にいることを認めていたら、こんなにも嘆き悲しみ続けていたでしょうか?

トーニャは、妹のスピリットが本当に自分の周りにいるのに、悲しみに埋もれてはいられないことに気づきました。
彼女は妹とコミュニケーションができることにも気づきました。
それは以前のような言葉やしぐさを用いたものではなく、エナジーと気づきによるものでした。
ついにトーニャには妹とコミュニケーションをしている時の感じがつかめてきたのです。
その感覚やわずかな兆しが分かるようになってきました。
そしてゆっくりと妹が手伝ってくれたおかげで、トーニャはものの見方が変わっていったのです。
妹の死で感じていた絶望が、別の世界へ、そして別のビーイングへの変容を可能にしたのです。
冗談ではなく、不可能が可能となったのです。
そして他にどんなことが可能?

 

 
 
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