【月の周期と受胎サイクル】懐妊・妊娠と男女産み分けから避妊まで男性も活用

月と妊娠

月と受胎のサイクルについて知りたい?
できれば男の子がほしい、女の子がほしい?
他の月のサイクルと活用法もじっくり見ていきますよ。

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月と受胎の法則とは?

オイゲン・ヨナス博士

ヨナス博士の月と受胎の法則1950年代半ば、スロバキアの医師オイゲン・ヨナスは、現代の科学ではまったく知られていないことを発見しました。

それは、女性にはすでに科学的に確立されたホルモンサイクルに加えて、「月の周期と共鳴するもうひとつの受胎サイクルがある」というものです。

この発見を導いたのは、ヨナス博士が学生時代につちかった占星術の知識から発展したものでした。

それは、ジョナス博士が図書館でたまたま見つけたアッシリアの資料にあった内容が発端でした。”女性は月の一定の時期に妊娠しやすい”。しかし、具体的にどの時期なのか? 月の満ち欠けでいつなのか? 

1956年8月15日、ついにジョナス博士は、受胎、性別の決定、胎児の生命能力に関する3つの基本法則を見つけたというのです。

その3つの法則とは

  • 受胎可能な時期は、女性自身が生まれた時と同じ月の満ち欠けの時期。例えば、月が太陽と180度の角度をなす満月の時に生まれた女性は、成人してから月経周期とは関係なく、満月の時に妊娠することになる。
  • その子供の性別は、女性が受胎可能な時期の月の位置で、月が男性星座にあるか女性星座にあるかによって決定される。
  • 受胎時に近接する天体に不運な配置があると、妊婦と特に胎児は合併症を引き起こす。

この法則は、経験豊富な婦人科医(ハンガリーのクルト・レヒニッツ博士は、この分野で最も活発な研究者の一人)により公式に検証されました。その結果、女性は月相を使う方が、ホルモンサイクルの排卵日よりもかなり妊娠しやすいことが発見されたのです。

詳しくみてみましょう

月相と妊娠空に、月と太陽が同時に見えると想像してください(たまたま朝か夕方だったというような場合)。片方の手を月、もう片方の手を太陽に向けます。両手の間には何らかの角度があるはずですよね?

月と太陽はどちらも、星を背景にして常に動いているわけですが、月は太陽の約12倍の速さで動いているため、月と太陽の角度は常に変化しているのです。新月ではこの角度は0°、上弦月では太陽に対して90°、満月では180°、そして下弦月では270°の角度になります。

月相のリターン

たとえばある女性が月相で、上弦の期間に生まれたとします。ジョナス博士によれば、同じ月相が起こるたびに、その期間、その女性は妊娠しやすく、つまり 受胎可能な瞬間 になります(ルナ・リターン)。

興味深いことに、この受胎可能な瞬間が女性のホルモンサイクルのどの段階と重なるかは重要ではありません。もし排卵と重なるなら、妊娠の確率は非常に高くなります。しかし、この瞬間がたとえ女性の月経と重なったとしても、妊娠する受可能性はかなり高くなります。

受胎と子供の性別

受胎した子供の性別は、受胎した瞬間に月が位置していた星座によって決まります。

月がおうし座、ふたご座、しし座、てんびん座、いて座、みずがめ座といった男性の星座にあった場合、子供は男の子になります。

おうし座、かに座、おとめ座、さそり座、やぎ座、うお座のような女性の星座であった場合、子供は女の子になります。

月の受胎の瞬間をわりだすための計算は、かなり複雑なため、自力で行うことは難しいでしょう。ぜひ サービスをご利用ください。

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月の周期と受胎サイクルで妊娠する方法

ルールがあります

月と懐妊月の受胎の瞬間を使って、妊娠する可能性を高めたいのであれば、性交は その瞬間から24時間前後 に行わなければなりません。

例えば、あなたの次の月の受胎の瞬間が10月21日の午前9時18分であると示した場合、10月20日の午前9時18分から10月21日の午前9時18分までの期間に行われるべきです。これはジョナス博士が示したルールです。

毎月、自然排卵(ホルモン周期の一段階)と月の受胎の瞬間の2つの妊娠可能な瞬間があることを理解することが重要です。女性によっては、この2つのタイミングが非常に近く、重なることもあります。

つまり、そのような女性にとって、その瞬間に妊娠する確率は限りなく高くなるのです。女性が自然と調和し、健康でストレスのない生活を送っていれば、これらの瞬間が重なるのは自然なことかもしれません。

生理中でも妊娠?

しかし、多くの女性にとって、月の受胎の瞬間とホルモンによる排卵は異なるタイミングでやってきます。クルト・レヒニッツ博士の研究によると、このような場合、月の受胎の瞬間に妊娠する確率は、ホルモン性排卵のときよりもはるかに高いことが分かっています。

そして、月の受胎の瞬間がホルモンサイクルのどの段階にあるかは関係ないようです。フランチェスカ・ナイシュは、『The Lunar Cycle』 という本の中で、月の受胎の瞬間と月経が重なったときに妊娠する確率が2番目に高い、と書いています。

これは現代の科学では説明できないことですが、人間の生殖機能は、科学では解明されていないことがまだまだあるのでしょう。

月の周期と受胎サイクルで避妊する方法

リズム法では失敗する?

月のカレンダー妊娠もし人間の生殖機能が現代の科学で理解されているとおりに働くなら、副作用のある化学薬品やその他の補助剤を使わずに、定期的な排卵の時期に性交を避けるだけで、望まない妊娠を避けることは非常に簡単でしょう。

これこそが、よく知られた「リズム式避妊法」の背後にある考え方なのです。

ところが、研究によると、そのような避妊方法は非常に信頼性が低いことが分かっています。科学的な理論とは裏腹に、女性は月のどの時期でも、たとえ生理中でも妊娠することができるようです。

1969年にフランクリン・ブレイヤー博士が率いる医療チームが、リズム法の信頼性を検証したそうです。アメリカとカナダの女性2,300人を対象にしたその調査では、この方法でうまくいったのは10人中3人に過ぎないことがわかりました。

つまり、70%の女性は、規則的な排卵周期を避けても妊娠していたのです。

その理由は、毎月もう一つ、妊娠しやすい時期、つまり月の受胎の瞬間があるからです。レヒニッツ博士は世界で、85%の女性が月の受胎の瞬間に妊娠し、通常の排卵の時期に妊娠するのは15%に過ぎないと推定しています。

不自然な手段を用いずに妊娠を避けたいのであれば、通常の排卵の時期と月の受胎の瞬間の両方で、性交渉を避ければよいというのが自然な結論でしょう。ジョナス博士のアストラ・クリニックでは、このような方法を1,600人の女性で試し、98.5%の高い信頼性を得ています。

以下がじっさいアストラで、自然な避妊を希望する人たちに対して行われた方法です。

ヨナス博士の避妊法

  • カレンダーに、月の受胎の瞬間とその前後3日に赤で印をつける。この時期が最も妊娠しやすい。
  • 次の月経が始まるまで待ち、その日を青い丸で囲む。青丸をつけた日から丸15日数える。15日目を緑色で丸く囲む。緑色の丸で囲んだ日の前後6日間に緑色の線で印をつける。これらの13の緑の日はすべて、排卵のために妊娠する可能性がある。
  • 妊娠を避けるため、カレンダーの赤と緑の日に性交をしない。

子供の生存成長の能力

リスクファクター

月の周期と流産残念ながら、世の中には、妊娠したくても流産してしまい、子供を授かることができない女性が大勢います。また、子どもを授かったものの、死産や、その子が重大な障害を持って生まれてきたという女性もいます。

これらのことをジョナス博士も考慮していたようですが、詳しい情報が残っていません。『Astrological Birth Control』では、母親の生まれた時のコスモグラムと子供の受胎のコスモグラムのともに、好ましくないパターンのアスペクトを示している場合は、子孫の生存率が低いことを示唆しているというのです。

もし子供の受胎のコスモグラムが、いいアスペクトでなくても、母親自身のコスモグラムが良好であれば、マイナスの影響はある程度は克服されます。

この度合いをリスクファクターとして、0 ~ 3 で割り出します。数字が大きいほどリスクが高くなります。ご希望であれば、リスクを回避し、最も安全で調和のとれた妊娠の瞬間を選びたい人のために、受胎サイクルをお伝えしております。日時、男女、リスクを1年分割り出します。

月と受胎のサイクル例

性別 リスク
22/9/22 23:35 0
22/10/22 16:10 3
22/11/21 08:03 1

男性にも使えるの?

妊娠する確率を大幅に高める

月の周期と避妊フランチェスカ・ナイシュは、男性でもルナリターン、すなわち月の受胎の瞬間には、精子の数が非常に大きく増えることを発見しました。

このことは、男性の精子数が少ないために子供を授かることができないカップルの助けになることでしょう。

そこで、男性の月の受胎の瞬間と女性の月の受胎の瞬間が一致しない場合はどうでしょうか。

フランチェスカ・ネーシュは、この解決策を提案しました。それは、自己暗示のテクニックを使って、通常の排卵日を後前に移動させることが可能であり、それによってホルモンサイクル全体を動かすことができることを見つけたのです。

この方法を用いれば、排卵に関連する月の受胎の瞬間を男性のものと同期させることができます。その結果、子供を妊娠する確率を大幅に高めることができるのです。

スポーツに応用

また、あるスポーツトレーナーが、選手を育てるのに月のサイクルを利用して仕事をしていたという話があります。このトレーナーは可能な限り、最も重要なトレーニングや競技が、選手の月の満ち欠け(月の受胎の瞬間)と一致するように心がけていたのです。

そのトレーナーは、男女ともルナ・リターンの日には、動きがよく、ベストを尽くせることを発見しました。そして逆に、その選手が生まれた月とは逆の月相(例えば、満月生まれの人が新月)の時は、大事なことをやってはいけない弱気の時期になるというのです。

この情報は確証に欠けるものの、月のサイクルを知ることで本当にスポーツに役立つかどうか、使ってみるのも面白いでしょう。

 

月の周期と受胎サイクルの法則で、妊娠の可能性が高まり、避妊としても活用できることがわかりました。そして、スポーツ活動などに応用できるというのは驚きですね。 他にもいろいろあるかもしれません。あなたはどんな使い方が思い浮かびますか?

 

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