知られざる「海王星」ネプチューンの特徴と111の関連キーワード集【占星術無料オンライン講座】

占星術で使うプラネットをそれぞれ詳しくみていきます。
今回は、海王星（Neptune ネプチューン）について特徴をまとめてみました。
海王星に関連するキーワードはリストにしました。チャート診断にキーワードのストックがあると便利です。
ぜひじっくり読んで、海王星の理解を深めてください。

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海王星は普遍的な愛と融合を象は
占星術での海王星の特徴
占星術における海王星のキーワード

海王星は普遍的な愛と融合を象は

海王星は、ローマ神話の海の神であるネプトゥーヌスのこと。ギリシア神話のポセイドーンと同一視されています。肉眼では見えない惑星であるため、長い占星術の歴史からみれば、ごく新しく使われるようになったプラネットの一つです。

海王星は1846年9月23日に発見されました。この年は、初めて手術で全身麻酔が使われた年で、医学界では非常に重要な年でした。麻酔薬は、痛みがないかのように錯覚させるための化学物質であり、占星術における海王星は、化学と錯覚の両方に強く関連しています。

19世紀半ばの、海王星が発見された頃の世界ではアヘン戦争が勃発しており、アヘンだけでなく、現実逃避に利用されるドラッグは海王星の支配下に置かれています。

1848年には、マルクス主義の『共産党宣言』が発表されました。理想的な社会を夢見たものの、多くの国で経済的、政治的混乱を招いてきました。占星術において、幻想、イデオロギー、夢、混沌、共産主義などが海王星と関連づけられています。

海王星は、あらゆる相違や、分離するものに統一を見出してくれる星です。普遍的な愛と融合を象徴しており、それは金星よりも高いオクターブであるといわれています。海王星は慈悲と思いやりの星であり、また霊的なものと悟りに関連しています。

海王星は常に全体像を見ており、現在どうであるかよりも、理想的なあるべき姿を見ています。想像力とインスピレーションの星であるため、映画、音楽、芸術など、心が高鳴るものに関連しています。

海王星の動きはゆっくりなため、ネイタルチャートでは、海王星のサインの位置は同じ世代の人でみな同じになります。太陽、月、水星、金星、火星など、パーソナルプラネットと結びついた場合に、より個人的なものになってきます。

海王星のサインは、わたしたちが理想とする世界をイメージしたものです。ハウスの位置は、夢や直感、霊感が発揮される場所であり、ハウスによって異なります。